
臍帯血(さいたいけつ)の大切さ
臍帯とは赤ちゃんとお母さんの胎盤をつなぐへその緒のことです。 このへその緒と胎盤に含まれる血液が臍帯血と呼ばれ、赤血球や白血球などの血液のもとになる”造血幹細胞”を豊富に含んでいることがわかりました。
造血幹細胞を豊富に含む臍帯血を白血病や再生不良性貧血などの血液の難病に苦しむ人たちに移植すると、体内で血液を作り出し、病気に対する治療効果が期待できるのです。
へその緒と胎盤は分娩後に医療廃棄物として捨てられていたものですので、赤ちゃんとお母さんには負担がありません。また、臍帯血は、移植による拒絶反応(GVHD)も起きにくく安全性も高いといえます。臍帯血移植は骨髄移植のように、6つあるHLAの型を厳密に合わせなくても移植することができます。さらに、すぐに移植できるように処理された状態で保存されているため、移植までの期間が短いということも特徴で、急速に世界中に広がっています。
日本では1999年に「日本さい帯血バンクネットワーク」がつくられ、全体で25,000個を超える臍帯血が保存され、2006年6月には移植例数が3,000例を突破しました。
ファーストエイドは臍帯血支援団体です。